よく古本屋さんに行くんですよ。
以前は近所にも
個人のお店がありましたけど
現在はぜんぶ駆逐されましたね。
某チェーン店に。
でも新品を売ってる
本屋さんよりは
面白いんです。
ふつうの本屋さんは
売れ筋ばかりを
入荷するわけです。
必要経費を売り上げから
捻出しなければならないので
当然ですけどね。
そうすると個性はなくなりますよね。
一方で古本屋さんは
たとえチェーン店であっても
基本は個人の
コレクションから仕入れるわけですから、
店によって売ってる本がちがうんです。
なので
掘り出し物とか
なつかしいものとか
発見することができる
プチ・ロマン
があるんです。
さらに、
意外なものが
本にはさまっていたりもします。
以前
横山光輝さんの
古いマンガを買ったら
千円札がはさまってました。
しかも旧札。
使うのは気が引けるので、
近所の神社に
お賽銭として入れました。
あとは
星座の本には
航空会社のエントリーシートが。
時代小説には
病院のレシート。
そして
悪用禁止・ワルのたらしこみ術
とかって本には
東京拘置所の閲覧許可証が。
…いやいや。
拘置所に入ってて
そんなの読むかねぇ。
…あ。違いますよ。
ボクはたらしこむ目的で
買ったんじゃないです。
電子書籍を書くのに
参考にしようかなって。
ホントです。ホント。
…ま、そんな感じで
本に出会う以外にも
楽しみがあるんです。
ただね、
イヤな面もありますよ。
汚れとか、ニオイとかね。
なつかしくって
湘南爆走族を
買ったときは
ページをめくったところに
住所と名前が書いてありました。
しかも、赤マジックで。
うーん。
ま、仕方ないか。
そんなマイナス面を差し引いても
やっぱり
古本屋さんは
ワクワクするんですよ。
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