ほぼ日の怪談。 [ ほぼ日刊イトイ新聞 ]
怪談本紹介、
記念すべき(?)第1冊目は
糸井重里さんの『ほぼ日の怪談。』です。
ほぼ日刊イトイ新聞
『ほぼ日の怪談。』
ほぼ日文庫
定価800円+税。
2018年8月7日発行。
ウェブサイト、
「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気連載コーナーを
1冊にまとめたものです。
体験者が投稿するタイプの
怪談本なんですよ。
んで、さっそく読もう!
と思って
ページを開こうとしたら
左の手もとに
少女の顔が!
ちょっとびっくり。
表紙で鏡をのぞいてる
少女の横顔なんですね~。
ちなみに
上部にはネコの横顔。
これは裏表紙に描かれている
ネコちゃんの顔ですね。
(ネコの顔はさかさに出現するので
写真では上下を逆にしてあります)
なかなかすばらしい仕掛けでした♡
かんじんの内容ですが、
これね・・・おもしろかったです。
じつは投稿本って、
けっこうおもしろくない印象があるんですよ。
なので正直、
あまり期待してませんでした。
。。。あ、もちろん、
ボクが今まで読んできた本が
たまたまそうだっただけでしょうけどね。。。
でもこの『ほぼ日の怪談。』には
聞いたことのないような話しもあって
夢中で読んじゃいました。
ただ、
各話のタイトル下に
ロウソクの絵で
1~3の
怖さのレベルが記してあるんですが、
それは失敗かな~と思いました。
読む前に先入観ができてしまい、
ロウソク1の場合は
きっとおもしろくないんだろーな
と考えちゃいますし
ロウソク3の場合は
怖さの期待値が
不必要にあがってしまうので
そんなに怖くないじゃーん、
となることが多かったんです。
「すごく爆笑しちゃう話があるんだけどさ・・・」
といってからはじめると
ハードルがあがって
ぜんぜん笑ってもらえないでしょ。
それと同じですよね。
なので、
ロウソクの数を気にせず読むのがおすすめです。
怪談の総数は
なんと120話!
百物語を軽く超えてます(;^ω^)
なかなか読みごたえありますよ!
ほぼ日の怪談。 [ ほぼ日刊イトイ新聞 ]
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