十代のころ
女友だちから聞いた、
体調悪くて寝込んでると
枕もとで
大きい箱の中から
すこし小さい箱をだして
その箱からまた
すこし小さい箱を出していって
一番小さい箱が出ると
こんどは順序を逆にして
大きな箱に入れていく
知らないおばあさんが座ってる夢を見るんだよ
って話、
聞かせてくれた相手の顔はもう思いださないのに
古いタンスがある
せまい和室で
千代紙みたいな柄の箱を持った
セピアカラーの着物の
知らないおばあちゃんが
無表情で座ってるーー
って夢
なぜか
僕が見てるので
伝染夢なのかもしれませんね。。。