風野真知雄・耳袋秘帖シリーズ

おととし、 たまたま手に取った本 風野真知雄さんの 耳袋秘帖シリーズ は 本当に面白くて ドはまりしたんです。 風野真知雄さんの 作品は 妻は、くノ一 という NHKでドラマ化された作品が 一番有名かもしれませんね。 この 耳袋秘帖シリーズが どんな話かというと、 旅人や町人から 怪談や不思議な話を聞き集めて できた実際にある本、 耳袋。 その耳袋を 制作したのが 南町奉行の根岸。 62歳で 奉行になった その根岸が 江戸でおきる 奇怪な事件を 解決していく、 という話なんです。 シリーズを通して おおきな流れがあって   さらに 一巻ずつにも テーマがあって そのテーマを 少しずつ 浮き彫りにする いくつかの 短編が絡まっていく、 という 何層にも組み合わさっている 内容の濃さ。 小説を読む際に 一番大事な 「読みやすさ」 も申し分ないんです。 時代小説の初心者だったボクも いつのまにか 風野真知雄さんに どっぷり。 シリーズの 最新巻を 今か今かと 待っちゃうほど。 はやく ドラマ化されないかなー と思っているんです。 そのときは 北大路欣也さんか 高橋英樹さん だろうなー。 ちなみに メインのストーリーとなる 町の名前が入った 「殺人事件」シリーズ (一巻は、根岸がしょっている入れ…

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